懐コン・オッサン連中が懐かしがって昔のキット作っちゃうのかよ!コンペ

懐コンでは製作者が懐かしいと感じる古いプラモデル作品を投稿していただき、展示しています。

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NO.722 てんぐどーさん

「ミクロマン」より
NONスケール ミクロロボット1 ゴードン (ニットー)

ミクロマンゴードン ミクロマンゴードン ミクロマンゴードン ミクロマンゴードン ミクロマンゴードン ミクロマンゴードン
ミクロマンよりミクロロボット1 ゴードン
ニットー NONスケール 300円

ミクロマンはタカラが1970年代後半に創作し展開させた男児向け玩具シリーズ。
身長10cm足らずのミクロマンとその乗り物や基地を組み合わせて遊ぶ商品。
大きなキャラクターの縮小物ではなく、そのサイズこそが原寸であり、それで遊ぶ子供もその遊びの登場人物となりうるのがポイントだ。
またミクロマンそのものの寸法も他の玩具に比べ小柄であり、オイルショック後の世間に対し「省資源・省エネ」をアピールした。

そんなミクロマンもキャラクターや関連商品が多数になったため、また当初の顧客である子供たちがミクロマンから卒業していったため、シリーズを一旦終了し、新設定で再スタートする。
それが1980年より展開したニューミクロマンである。ただしそれほど「ニュー」の3文字をアピールしているわけではなさそうだが。

ニューミクロマンになって大きく変化したのは主力商品をミクロマンからそのサポートメカに変えたこと。
そのサポートメカもロボットになるあるいはロボットであることがセールスポイントでミクロマンなしでも成立するように作られている。
世はすでにロボットブームであり、同時期にタカラが創作・展開していたダイアクロンと合わせてもそのことが伺える。
というかほとんどの商品が「ダイアクロン」名義で出されても大差ないような製品だ。

やがてニューミクロマンはカメラや時計・銃など身の回りのものがロボットに変形する商品にシフトし、ミクロマンが努めていた「子供たちの仲間」という役はそれらロボットたちにあてられるようになる。
またダイアクロンも当初の1/72スケールの世界が崩壊し、自動車・飛行機・電車などがロボットに変形する商品に変更された。
そしてそれらの商品を海外で展開させる際に「トランスフォーマー」として統合させたのはよく知られるところである。


そんなタカラのミクロマンならびにダイアクロンをプラモデルとして展開させたのがニットーである。
世間がバンダイのガンダムシリーズに狂奔する1980年代前半に展開されていたようだが自分の手元に正確な資料はない。
ダイアクロンはそれぞれトイ版のイメージに準じたパッケージのものとガンプラブーム以降の”リアルタイプ”仕様のパッケージのものがあったようだが、ミクロマンではまだ確認できていない。
トイに準じたものもあれば”リアルタイプ”なものもあるのだがそれぞれに両バージョンがあるのかは自分ではわからない。誰か教えてくれ。

ニットープラモ版の特徴として箱スケール(NONスケール)というのが挙げられる。
基本的にトイの廉価版なのかもしれないが、トイとの連動を前提とせず、ニットーの発売したい価格帯に合わせたサイズとなっている。
そのためトイ版とはサイズが異なるものが多い。
また、はめ込みやビス止め等接着剤を使わないものも多く、(ガンダムの内容を理解できない)低年齢層にアピールした商品である一応は。


それでは今回のミクロロボット1・ゴードンの紹介・ならびに製作だ。
ミクロロボット1~3はその番号が示すとおり、ニューミクロマンのロボット路線を最初に体現したアイテムだ。
ミクロロボット1 ゴードン
ミクロロボット2 ギャラク
ミクロロボット3 フラッシュ の3体がリリース。 プラモも3体リリースされている。
それぞれがロボット形態・飛行形態・戦車形態に変形する。
各変形時にミクロマンと絡める要素はそのサイズ以外には無い。いきなり「ロボットだけで完結する商品」からはじまっているのはニューミクロマンのその後を象徴しているようである。

その後の商品はミクロロボットV・ミクロロボットWなど展開していくがすべてこのナンバーを継承していくので次製品のミクロロボットV(ファイブ)では各ロボットのナンバーは4から始まるのである。
以後は一応ミクロマンのサポートメカになることも考慮されているようである。
が、プラモ版はどこまでミクロマンと合わせられるかわかったもんじゃないけれど。持ってないプラモの検証まではできねー(本音)。

話をミクロロボット1にもどす。
プラモはトイ版同様に3形態の変形をこなすのだがおそらくサイズが違う。
プラモ版はロボット時の身長が12cmであるがトイ版はもっと小さいだろう(参考資料として「チョロQ改造キット・ロボット編」を用意してみたのだがそこに使われているパーツはトイ版ミクロロボットによく似ているものの、同じではなかった。よって参考資料として使えなかった。世のミクロマンマニアがこれに言及していないので取り上げないほうがよかろう)。
なのでスケール表記があったら1.5倍スケールとかになったりするのだろう(数字は適当)。まるで昆虫のプラモみたいだ。


パッケージはいわゆる”リアルタイプ”風で、渋めの配色にマーキングびっしり。81年以降のリリースバージョンだと思われる。
がキットそのものはパッケージとはかけ離れた成型色である。
元々ミクロロボット1~3のトイ版成型色がさまざまな組み合わせとなっているため、あまり問題ではないだろうが。
参考用にニットーのカタログの画像もつけておく。タカラのトイ版カタログが試作品の写真を使うことが多いのに対し、ニットープラモ版はタカラの製品版を使うことが多い。非常にまぎらわしい。
なので画像についている値段はあくまでもプラモ版の値段。注意してね(誰が?)。
マーキング類は紙製シールが少し入っている程度ではめ込みとビス止めの低年齢向け仕様である。
挟み込みが多いなあ。


では組み立てに入る。変形の都合もあってとにかく関節は挟み込み。ポリキャップやボールジョイントを仕込むスペースも少ない。
それと、変形をきっちりこなすことを考えると自由な関節は仕込まないほうがいい。垂直・水平を維持できる元のままのほうがいいこともあるのだ。

なので余計な改造なし、ディテールUPなし。説明書どおりに組み立てることを優先する。
仮組のあと、本製作は足元から1パーツづつ組んで、塗ってを繰り返していく。非常にモールドが複雑に入り込んでおり、合わせ目を消すのも難儀。
マスキングにいたってはさらに難儀なのでラッカー筆塗りだ。銀色はスーパーシルバー。黒いところはメタルブラック。青いところはメタルブラックの上からメタリックブルー。赤いところは同じくメタルブラックの上にメタリックレッド。
どれも筆で塗るような色ではなかった。塗膜が厚い。まあ粒子が粗くてエアブラシにも向いているわけではなさそうだが。
シールのかわりに「ガンダムデカール MGガンダム2.0用」から適当に貼って光沢クリアスプレーでコーティング。そこまでしてから挟み込むパーツで挟んでいく。
ゆるゆるだったりきつきつだったりする関節は全部ゆるくして木工用ボンドを詰めてポリパーツがわりに。以後そのくりかえし。
全部組みあがったら全体にクリアスプレーを吹き、エナメル塗料のグロスブラックで墨入れと影強調。
さらにエナメル銀でドライブラシをしてコピックで色味の追加。

改造・後ハメ・ディテールUPはしない方向ではあったものの、目の部分がパッケージの絵とあきらかに違ったのでそこは彫り直している。
また腕パーツも胸元からはめ込むが仮組時にこれをやると戻せなくなるので後からさしこめるように軸先のでっぱりを削っている。
背面には背中と腰に大きなビス穴があるのでそれを隠すために市販のボールジョイント式ブロックを接着している。
これを使ってディスプレイ台に接続が可能。加工はそれくらいだ。


悩まされたのが写真撮影。各色明度が同じくらいの上にメタリック・グロス。
非常に濃い影が落ちてしまい、ディテールがわからなくなってしまった。
なのでいくつかの写真は画質面でフィルターをかけて加工している。ご了承されたし。


このキット、組み立てはかんたんだがちゃんと作ると大変っつかもちっと時間をかけるべきだった!
今入手ならオークションや中古ショップになるんだろうけれど、あまりオススメしない!
地味な作業に終止したわりに劇的ななにかは得られないと思う。
当時のキットを当時のままに、あるいはミクロマン大好きさんになら。

次回があったらもっと楽なのにしよう。

ミクロマンゴードン 

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【この作品へのコメント】

投稿者:如何様鍼灸師さんURL
なんでメタルブラックの上に 更にメタ系赤や青? クリアー系(それもエナメルで)とかなら楽でいいじゃん! と思ってしまいますが、さすが いい味出してます。
濃厚すぎていまのお子様にはどう映るか知りませんが♪
 ミクロマンのコミックには主人公の少年との絡みか操縦系ロボしか出てこないが ニットーのキットは独自のラインナップがあったような?

全長10~15cmもなかったように思いますが こまい塗りわけおちゅかれです。。。
2009/07/26(Sun) | #SFo5/nok[編集]
投稿者:真キムさんURL
ミクロマンといえば・・・
当方、懐コン6でリタイヤしたのが・・(アレはバイオ・スーツですが・・・いちおう現在は完成させましたが・・・)

当時、ニットーのも買ったと思うのですが何をもってたのか記憶が・・・(今より在庫は多かったかも・・・)

ま、しかし・・派手な配色、勿論挟み込み関節・・・これをきちんと仕上げるのもヒト苦労・・・ネットでも殆どみない(ま、ココはそんなのばかりですが(笑))完成品を拝めて幸せです。

製作、お疲れ様ですした
2009/07/26(Sun) | #-[編集]
投稿者:yasさんURL
このキット、こんなにしっかり変形するんですね。
しっかりとプレイバリューというか、
トイ的な遊び方も出来るように考えられていたのでしょうか。
ミクロマンシリーズであることを忘れずに設計してあるようにも思えます。
てんぐどー様の塗装はなんだか暖かい雰囲気で、子供の頃遊んだ超合金シリーズを思い出させてくれました。
次回作も楽しみにしております。
それでは!
2009/07/29(Wed) | #sSHoJftA[編集]
投稿者:シツレンオーさんURL
ニットーのダイアクロンは当時いくつか作りましたが。
ミクロマンのキットは知りませんでした、、。
3種とも違う変形をするのですねぇ。
でもフラッシュファイターが飛びそうに見え無い(笑)
塗装が重厚で良い感じです、私は単色ベタ塗りしか出来ないので(←もういいって!)
製作、お疲れ様でした。
2009/08/14(Fri) | #g8Z8kEYQ[編集]
投稿者:kmasaさんURL
こんなキット有ったんですね。
完成品を見ても全然思い出せなかったんですが、
チラシを見てなんか見たような記憶が・・・・。

塗装がメタリック調で昔のエーダイグリップのおもちゃを思い出しました。
製作お疲れさまでした。
2009/08/28(Fri) | #RkYyCwXg[編集]
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