懐コン・オッサン連中が懐かしがって昔のキット作っちゃうのかよ!コンペ

懐コンでは製作者が懐かしいと感じる古いプラモデル作品を投稿していただき、展示しています。

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No.523 メロウリンクさん

「グリーン・ホーネット(THE GREEN HORNET)」より
ブラック・ビューティー【BLACK BEAUTY・黒美人号】 (POLAR LIGHTS社)

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■登場作品概要
「グリーン・ホーネット(THE GREEN HORNET)」とは、アメリカ合衆国で放送された活劇TVシリーズである。
1966年~67年放送、30分全26話。
新聞社社長の若き実業家ブリッド・リードは、助手の加藤(「加東」説もある。
発音はケイトー)とともに謎の怪人「グリーン・ホーネット」と名乗り、街に蔓延るマフィア・悪党どもを、時には知略をもって、時には力で捻じ伏せて退治していく。
前番組「バットマン」の極彩色で能天気なアクションと違い、主人公の服装や武器や内容も地味だった為か、僅か半年で放送を終了した。
(異説として助手役の東洋人、加藤に人気が集まりだしたという人種差別的な『大人の事情』で打ち切られたとも言われる)
リーの番組起用から放送打ち切り、しかしこの番組が後に香港での主演映画製作へのきっかけとなるエピソードは、ハリウッド製伝記映画「ドラゴン:ブルース・リー物語」(ロブ・コーエン監督)に詳しい。
日本では67年にNTV系で放送され、74年に再放送された。

この番組がクローズアップされたのは伝説のアクションスター、ブルース・リーが加藤役でレギュラー出演していたからである。
「燃えよドラゴン」が世界的に大ヒットを飛ばすものの、ブルース・リーは公開前に不慮の事故死を遂げた為、新作が作れない。
これに目をつけた「グリーン・ホーネット」の製作プロダクションが、TVシリーズから3話を選んで劇場用に再編集し公開、一週目で500万ドルを上げるヒットを飛ばしたという(後にもう1本、製作して公開したがコケた)

遅くなったが、ブラック・ビューティー(BLACK BEAUTY・黒美人号)とは、加藤が運転する万能スーパーカー(笑)である。
車体のあらゆる所に秘密兵器が内蔵されており、悪党とのカーチェイスや攻撃・敵地脱出にその威力を発揮する。
(ただし、その内蔵された秘密兵器が劇中で全て使われた事はなく、未使用に終わった物もある)
だが、ホーネットの『最大・最強の武器』はクンフーの達人、Mrカトーであるのは言うまでもない(笑)

66年型クライスラー・クラウン・インペリアルをベースに製作され、車体を「つや有り」のブラックで塗装して納品したが、『つや有りボディだと、スタッフが映りこんでしまう』という理由で番組スタッフによって「つや消し」に塗装し直された。
現在、奇跡的に現存していた一台がレストアされ、今も現物を見る事が出来る。

余談だが、同時期に日本で放映されていた特撮TVシリーズ「ウルトラセブン」に登場するポインターも同系車をベースに製作されたという。

■キット概要
現用軍用機からモンスター、果てはケネディ大統領までプラキット化した伝説のプラモデルメーカー、AURORA社から放送時に発売された。
その後、POLAR LIGHTS社から復刻再販されている(現在は店頭在庫のみ)


アメリカ製のプラモだと「超精密なディスプレイモデル」という事が、幼児から刷り込まれてるのですが(笑)
このキットの場合、例えるなら20数年前に発売された「ビッグワンガム」のプラモ並みです。
タイヤとタイヤを繋ぐシャフトが細いプラパーツの棒だったり、シャーシがエンジンと一体成型という簡易キットです。
ホイルなどは銀メッキを施されてますが、今回、入手した物には施されてませんでした・・・・OTL

■なつかしポイント
古今東西、その数は億を超えると言われる(笑)ブルース・リー関連グッズで唯一のプラキット。
放送当時に発売されたため、もしかしたら、リー師父も手にしたかもしれない。

■製作について
省略されているディテールや形状が間違っているパーツが多く、実車に近づける改造となるとフルスクラッチ状態となります。
ですので、このキットには
・省略されている一部ディテール&搭載武器のハッチを閉じた状態のパーツを作る
・省略されている搭載武器のパーツを作る
・付属してないホーネットとカトーの人形を作り、車に乗せる
リアル志向のミニチュアモデルでなく、なんとなく『TOY』ぽくなるように心掛けてみた。

△省略されているディテール
ルームミラー・・・・実車では結構目立つので、プラ板等で自作
ワイパー・・・・ボディと一体成型のヘロヘロモールドなので、エポパテで自作
ダッシュボード・・・凄まじく省略されてるようですが、適当に謎の緑の箱パーツやら追加(苦笑)

△搭載武器のハッチ
前・後部のロケットランチャーカバーをプラ棒とエポパテで製作。
他の部分は複製して製作。

△搭載武器のパーツ
リアトランク上の「ロケットスキャナー」をプラ板・プラ棒・伸ばしランナーで自作。


フロント部のステルス走行時のヘッドライト(グリーン色のツイン)を通常走行時パーツから複製して製作。
劇中ではステルス走行時のヘッドライトで活躍するのが基本。

△人形
タミヤの1/35MMシリーズのシャーマン戦車から、不要パーツの戦車兵を改造。
「どうせ乗車させたら見えない」ので、細部は適当です。
とはいえカトーは結構、目立つのですが、哀れホーネット氏はここでも目立たないのでした・・・・・

△他の作業
窓ガラスですが、フロント部と真後ろの部分しか使っていません。
後ろ両側面&前と後ろの仕切りガラス(これらは組立図で確認ください)は、劇中&レストア車には無いので完成品には付けてません。
左右側面の前と後ドアの真ん中に支柱らしきものがあります。これも劇中&レストア車にはありません。切り取りました。
ですが、番組宣伝スチールには存在が確認できるものもあります。
屋根が凹んでいるため、窓ガラスパーツが取り付けられず、また隙間も目立ちます。
ライターの火で窓ガラスパーツがしっかりと接着出来るように屋根部をあぶってみましたが、それでも隙間を埋める事が出来ませんでした。

塗装はボディ・シャーシをつや消しブラック・シルバーで塗リ分け。
カトーは全身がつや消しブラックで、マスクが半つや・帽子のつばがつや有りのブラックで塗り分けてます。
ホーネット氏はオリーブドラブやら濃い目のグリーン系で塗り分けてます。
ロケットランチャーのミサイルの先端のレッドのみ、つや有りにしています。
スミ入れはフロント部分と人形だけに行いました。

■最後に
全体的に大雑把なキットなのですが、カトー人形を作って乗せるだけで2ランクくらい豪華になったような気が。
これもブルース・リー師父のお陰なのかも知れない・・・・と思いました^^;

■参考資料
・ブルース・リー超全集 白夜書房刊
(レストアされたブラック・ビューティーの詳細な記事を掲載)
・DVD「ブルース・リーinグリーン・ホーネット デジタルリマスター版」 
ハピネットピクチャーズ
(特典映像としてブラック・ビューティーの短編ドキュメンタリーを収録)
・「死亡遊戯」劇場用パンフレット(グリーン・ホーネットTV版&劇場版データを掲載)

■協力  
Zeakさん どうも有難う御座いましたm(__)m

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【この作品へのコメント】

投稿者:OHjiroさんURL
ブルース・リーへの愛を感じる長文解説ですね(笑)正直全く知らない作品なんですが、少し興味が出てきました。これ映像作品は現在みることは可能ですか?私は古い米ドラマの「加藤」といえばどうしてもスタトレ宇宙大作戦のミスターカトーを連想してしまうのですが(笑)もっともスタトレのカトーは日本だけの呼び方で本国ではスールーですけど。

さて本題。元はビッグワンガムのモデル並みのディテールとのことですが、細部までしっかり作り込まれてますね。フィギュアには特に愛を感じます。上手いです。

ふと思ったんですが、このキットものすごい貴重品だったりしませんか?
2007/11/02(Fri) | #-[編集]
投稿者:へてかるぴさんURL
作品写真をはじめて拝見した際、正直
「ツヤ消し?」と訝ったのですが、そういう事だったのですか・・・
映像作品自体は随分以前になんかのTV特番でチラッと紹介されたのを
見た程度で、全然判らなかったのですが、とても勉強になりました。

当然、キットの存在自体も知らず、参加者リストで目にしてもむしろ
「ビッグオー」の主人公の車とイメージがダブっていました(お恥ずかしい)
珍しいものを見せていただきました。懐コンならではの楽しさですね。
2007/11/03(Sat) | #SHLDkvn6[編集]
投稿者:メロウリンクさんURL
>OHjiroさん
>>ブルース・リーへの愛を感じる長文解説ですね(笑)
本当は長く書いてて、プラモとは関係なくなってしまい、三分の一ほどにしました^^;

>>これ映像作品は現在みることは可能ですか?
資料画像のDVDと、続編「ブルース・リー電光石火(グリーン・ホーネット2)」の二本の劇場版のみ日本では観れます。
TVシリーズは今でもソフト化されていません。
ですが、YouTubeで「Green Hornet」と検索すれば多数の動画を観る事ができますよ(「バットマンvsグリーン・ホーネット」とか)

>>細部までしっかり作り込まれてますね。
各部リサーチはDVDを早送りしたり、書籍に掲載してる写真を見ながら徹底検証したのでまずまずの物が出来たと・・・・
ただ、運転席部分だけはどうにもなりませんでした(よく似てるけど、実車とは全然違います)

>>フィギュアには特に愛を感じます。
なんとなく藤子A先生キャラぽくなりましたが、このプラモの出来だとちょうど良いくらいのレベルな人形が作れて良かったです(笑

>>このキットものすごい貴重品だったりしませんか?
放送当時のオリジナルだと結構良い値段だそうですが、今回使用したのは復刻版の中国製なので、さほど貴重ではないでしょうね。
復刻だから保管して置くんじゃなくて、作った方が吉だと思います。

>へてかるぴさん
>>「ツヤ消し?」と訝ったのですが、そういう事だったのですか・・・
劇中は全体がツヤ消しなのですが、レストア車は屋根がツヤ消し・他はツヤ有りになってます。本来はこういう塗装だったのでしようね。
全体がツヤ消し黒なので塗装が楽だったのですが、保管が大変です。
ほこりが付くと目立つし、傷が付きやすいし・・・・

>>映像作品自体は~全然判らなかったのですが、とても勉強になりました。
私がこの番組を知ったのは、中学時代の夏休みに放送された「ブルース・リー物語」(ウー・スーエン監督 ジャッキー・チェンの「酔拳」「蛇拳」のプロデューサー)で知って、その後、流行始めたレンタルビデオで観ました。

>>珍しいものを見せていただきました。懐コンならではの楽しさですね。
ブルース・リーネタでエントリー出来たのが嬉しかったです。
海外の人も見てくれるかな(笑
2007/11/03(Sat) | #mzMb781o[編集]
投稿者:真キムさんURL
作品、プラモ共、全く知りませんでした。
外国産プラモって結構アバウトなモノが多いですよね?
それをココまで仕上げられるとは・・・お疲れ様でした。
2007/11/05(Mon) | #-[編集]
投稿者:くろたけさんURL
師父の作品は大好きでこの映画もビデオで見ましたがこのキットの存在は知りませんでした。
フィギュアがすごく似ててさすが!と思いました。
隠し武器類もすごいしすてきな作品ですね。
てっきりモーターライズされたのだとばっか思ってましたが(笑)
2007/11/06(Tue) | #vXeIqmFk[編集]
投稿者:如何様鍼灸師さんURL
作品は、名前は聞いたことあります。位しか。。。
オーロラ製と知れば 出来がわかるほどきつい♪(わしも痛い目あっている)
愛がないと、組めないだろうねぇ~~~
ってことでご苦労様でした。アメ車はやっぱりかっこいい!
しかし、この元車って何でしょうかね? バットマンと同じくまったく別物改造かな?
2007/12/03(Mon) | #SFo5/nok[編集]
投稿者:kaniさんURL
タイトルとブルースリーが出ていたこと位はなぜか知っている・・という程度です。
中の人はニヤリな感じで悪そうですね・・・あ、悪人じゃないのか(笑)
フラットの塗装が意外とマッチしてます。コメントとともに溢れんばかりのブルース・リー愛を感じさせる作品ですね。
2007/12/03(Mon) | #-[編集]
投稿者:やしんたさんURL
ピンクパンサーのクルーゾー警部の東洋人の使用人も加藤入っていますが、どっちが先なのか覚えていませんが。
ブルース・リーで懐コン
 フィギュア以外で出展するこんな方法(キット)があったとは私には思いもつきませんでした。キットもメロウリンクさんの秘密ギミック満載の制作で見ているこちらにもワクワクしてまいります
手持ち唯一のブルース・リー本 洋泉社の101匹ドラゴン大行進にも一連の出来事が書いてありました。
2007/12/03(Mon) | #u7mWjnu2[編集]
投稿者:ZeakさんURL
マットな仕上げがいいです。
古きよきアメ車って感じで、やっぱり、V8なんでしょうか。
ポインターと同型と聞くと、ああ、なるほど、と思います。
作品は、昔の番組を紹介したりするたぐいのもので、ちらりと見た記憶があります。
やっぱりメインは、リーでしたがw
作品の知識は、毎度、素晴らしいものですね。
カトーのフィギュアがナイスです。
いると、いないのとでは、大違いです。
2007/12/04(Tue) | #GBCQ9JKA[編集]
投稿者:みやこさんURL
すみません。元ネタ全然知りません。
でも、外プラの車を普通に完成させるだけでも至難の業なキットなのに、それを
感じさせない丁重な工作が見事です。
2007/12/05(Wed) | #-[編集]
投稿者:メロウリンクさんURL
>真キムさん
>>外国産プラモって結構アバウトなモノが多いですよね?
あ、いや、このBB号が超アバウトなだけで(笑)
他のプラモは良い物がありますよ。フライング・サブとかスピンドリフト号とか。

>くろたけさん
>>隠し武器類もすごいしすてきな作品ですね。
実は走行時にタイヤ跡を消すホウキみたいな装備があるのですが、劇中では未使用との事なので作りませんでした。
「劇中未使用」とは便利な言い訳だとも思いました(^^;

>如何様鍼灸師さん
>>愛がないと、組めないだろうねぇ~~~
ブルース・リー関連で唯一のプラモ(だと思う)ですし。
ただ、組み立てると後悔するプラモデルですけど(^^;

>kaniさん
>>中の人はニヤリな感じで悪そうですね・・・あ、悪人じゃないのか(笑)
ホーネットはニヤケ顔の上半身だけの戦車兵
カトーは双眼鏡を覗いてる戦車兵
から改造したのですが、カトー氏だけがニヤリ顔になってしまったのかは謎です。
>>コメントとともに溢れんばかりのブルース・リー愛を感じさせる作品ですね。
「単にリーについての長いコメントだけ書きたいからBB号を作った」
とは思わないでね(^^;)(半分は正解かも)

>やしんたさん
>>ピンクパンサーのクルーゾー警部の東洋人の使用人も加藤入っていますが、どっちが先なのか覚えていませんが。
「ピンク・パンサー」の方が先です。
ただこちらはクルーゾー警部にカラテを習う日本人というナンセンスな設定ですが、名前もフォン・ケイトーって頓珍漢な名前です。
詳しくは洋泉社の「映画秘宝 GOGO!バカ大将」(98年刊)って本に載ってます。
>>手持ち唯一のブルース・リー本 洋泉社の101匹ドラゴン大行進にも一連の出来事が書いてありました。
私もその本持ってます(笑)

>Zeakさん
>>ポインターと同型と聞くと、ああ、なるほど、と思います。
本にはそう説明があるのですが、製作時にポインターのプラモ(フジミ製)と比べると『本当か?』と疑問に思ったりします^^;
ポインターの方が改造過ぎて原型を留めてないのかも知れませんが・・・・

>みやこさん
>>丁重な工作が見事です。
完成後に一週間くらい放置してたのですが、ホコリが大量についてしまい、撮影時に除去しょうとブラシをかけたら、塗料が一部剥がれてしまいました・・・・
写真は角度でごまかしてますが、完成後すぐに撮影すべきだと思いました^^;
2007/12/12(Wed) | #mzMb781o[編集]
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